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会長挨拶


 北海道青色申告会連合会は、昭和30年7月、札幌商工会議所など関係機関の全面的な支援のもと発足し、昭和、平成、令和の3つの時代を経て、高度経済成長、2度にわたるオイルショック、バブル景気を経た後のデフレ経済の長期化、令和に入ってからの新型コロナウイルス感染症の世界的な流行など激動の時代を経験して参りました。


会長 真柳 正裕

 青色申告会は個人事業主を中心に組織される納税者団体であり、納税者が自ら学ぶ組織として自計主義による記帳水準の向上と青色申告者の声を反映した公平な税制、社会保障制度の確立に向けた活動に取り組んでおります。
 近年、少子高齢化の進展や人口減少による社会構造の変化が需要の減退や後継者不足を招き、小規模事業者を取り巻く経営環境は厳しさを増しております。加えて納税環境も大きく変化、複雑化しており、令和4年1月からは改正電子帳簿保存法が施行され、令和5年10月からは適格請求書等保存方式(インボイス制度)の導入などが予定されております。当連合会では、税制面での課題に的確に対応するため、記帳から決算書、申告書の作成、電子申告(イータックス)も可能な青色申告会専用会計ソフト「ブルーリターンA」の普及促進に努め、事業者の皆様が混乱することがないよう努めて参ります。
地域経済の疲弊が懸念される中、当連合会では青色申告会活動を通じて地域の経済と雇用、コミュニティを支える重要な担い手である小規模事業者に寄り添い、引き続きその責務を果たして参りたいと考えております。